関係副詞とは、先行詞(場所・時・理由・方法を表す名詞)の後ろに置いて節をつなぐ where・when・why・how のことで、「前置詞 + which」の代わりをします。the city where I live は the city in which I live と同じ意味で、後ろの節は主語と目的語がそろった完全な文になります。
関係代名詞 which との見分け方は「後ろの節に欠けている名詞があるか」です。the city where I live(live で文が完成)/ the city which I visited(visit の目的語が欠けている)。先行詞が場所だから where、と意味で決めるのではなく、節の形で決めます。下の30問は高校1年レベルから入試・TOEICレベルまで3段階で、すべて即時採点・日本語解説つきです。
関係副詞 where / when / why / how クイズ 30問
基礎(高校1年レベル)
標準(高校・共通テストレベル)
応用(入試・TOEICレベル)
解答と解説クイズ後に開いて確認できます。
- 1. whereI was born は受動態で文が完成しており、欠けている名詞はありません。場所の先行詞 the house + 完全な文なので関係副詞 where(= in which)。「私が生まれた家」の「〜た家」に当たる部分です。
- 2. when先行詞 the day は時を表し、we first met は完全な文なので when(= on which)。「私たちが初めて会った日」。日本語には関係詞がないので、英語では the day の後ろに when を置く感覚を身につけましょう。
- 3. why先行詞 the reason(理由)+ 完全な文 I was late なので why(= for which)。the reason why は、the reason か why のどちらかを省略して That's the reason I was late. / That's why I was late. とも言えます。
- 4. whichvisit は他動詞で目的語が必要ですが、I visited last year には目的語がありません。欠けた目的語の代わりをするのは関係代名詞 which(または that)。先行詞が場所でも where になるとは限らない、という最頻出の問題です。
- 5. wherelive は自動詞で、I live だけで文が完成しています。欠けている名詞がないので関係副詞 where。which を使うなら the city which I live in と前置詞 in が必要です。
- 6. how「どうやって=方法」なので how。関係副詞の how は先行詞 the way を必ず省略して使い、how you solved the problem で「あなたが問題を解いた方法」という名詞のかたまりになります。
- 7. when先行詞 the season は時、many flowers bloom は自動詞 bloom で完成した文なので when(= in which)。which を使うなら in which が必要です。
- 8. wherehappen は自動詞なので the accident happened で文が完成。場所の先行詞 the place + 完全な文なので where です。「事故が起きた場所」をそのまま英語の語順にすると the place where the accident happened になります。
- 9. thatthe way と how は一緒に使えません(× the way how)。the way he cooks rice、the way that he cooks rice、how he cooks rice のどれかにします。選択肢の中で正しいのは that です。
- 10. whichlike は他動詞で目的語が必要なのに、I like best には目的語がありません。欠けた目的語を補うのは関係代名詞 which(または that)。先行詞が the day でも when にはなりません。
- 11. which文末に前置詞 at が残っていて、at の目的語が欠けています。その目的語の代わりは関係代名詞 which。where を使うなら at を消して the hotel where we stayed にします。where と at を両方使うのは誤りです。
- 12. which前置詞の直後に置ける関係詞は which(人なら whom)だけです。at that や at where は誤り。at which = where なので、the hotel where we stayed と書き換えられます。
- 13. whichspend は「(時間を)過ごす」という他動詞で、I spent in Hokkaido には目的語がありません。欠けた目的語の代わりは which。the summer when I lived in Hokkaido なら when が正解です。
- 14. for whichwhy は「for + which」の代わりです。for the reason(その理由で)という前置詞の組み合わせから for which になります。場所の where は in / at which、時の when は on / in which と対応させて覚えましょう。
- 15. whereコンマの後に関係詞を置く非制限用法で、「そしてそこで」の意味。I met an old friend は完全な文なので where。that は非制限用法では使えません。非制限用法で使える関係副詞は where と when だけです。
- 16. whenコンマ + when の非制限用法で「そしてそのとき」の意味。先行詞は at ten(10時)で、his wife was already asleep は完全な文なので when を使います。
- 17. This is how I learned English.how は先行詞 the way と同時に使えないので、This is how I learned English. か This is the way I learned English. にします。the way how は日本人の英作文でとても多いミスです。
- 18. wheregrow up は自動詞で my father grew up で文が完成。場所の先行詞 The town + 完全な文なので where。文の動詞は has changed で、主語の The town を関係副詞節が後ろから説明しています。
- 19. where先行詞 the place を省略した形で、where we first met が「私たちが初めて会った場所」という名詞のかたまりになります。This is where 〜 / That's why 〜 / That's how 〜 は会話で非常によく使う形です。
- 20. whichvisit は他動詞なので you want to visit には目的語が欠けています。欠けた目的語を補うのは関係代名詞 which(または that)。先行詞が場所の the museum でも where は使えません。
- 21. wherecase(場合)や situation(状況)、point(点)のような抽象的な「場」にも where を使います。apply は自動詞で this rule does not apply が完成した文なので、which ではなく where(= in which)です。
- 22. wherea situation は抽象的な「場」で、we must act quickly は完全な文なので where(= in which)。TOEICでは case / situation / point / stage の後ろの where がよく問われます。
- 23. why「理由」なので why。That is why 〜 は先行詞 the reason を省略した形で、「そういうわけで〜」という意味でも使われます。That is how 〜 なら「そのようにして〜」という方法の意味になります。
- 24. when先行詞 The time と関係副詞 when が離れた形です。主語が長くなるのを避けて、when 節が文末に移動しています。you will understand me は完全な文なので when が正解です。
- 25. which前置詞 in の直後に置けるのは which だけ。in which = where なので the room where the meeting will be held とも言えます。in where や in that は誤りです。
- 26. whenbe about to 〜, when …「〜しようとしていたら、そのとき…」という定番の非制限用法です。the phone rang は完全な文なので when。前の内容全体を「そのとき」で受けています。
- 27. This is the place which I want to visit.visit は他動詞で目的語が必要なので、欠けた目的語を補う関係代名詞 which にします。目的語 it を足すと関係詞節の中で目的語が二重になり誤りです。in where という形も存在しません。
- 28. whichgive は他動詞で he gave には目的語がありません。先行詞が the reason でも、節に名詞が欠けていれば関係代名詞 which(または that)です。the reason why は後ろが完全な文のときだけ使います。
- 29. which前置詞 in の後ろなので which。in which = when なので 1995 was the year when the earthquake happened. と書き換えられます。in when や in that は使えません。
- 30. wherepoint(点)は抽象的な「場」なので where(= on which / at which)。I disagree with you は完全な文です。This is where I disagree with you. と先行詞を省略した形も会話でよく使われます。
関係副詞4つの使い分け
関係副詞は「前置詞 + which」を1語にまとめたものです。そのため、関係副詞の後ろには主語・目的語がそろった完全な文が続きます。
- where(場所)= in / at / on which:the house where I was born
- when(時)= on / in / at which:the day when we first met
- why(理由)= for which:the reason why I was late
- how(方法)= in which:how he cooks rice(the way how は不可)
- 先行詞の省略:This is where 〜 / That's why 〜 / That's how 〜
the place / the time / the reason は先行詞か関係副詞のどちらかを省略できます(the reason I was late / why I was late)。
関係副詞 where と関係代名詞 which の見分け方
最もよく出るのが where と which の選択です。判断のポイントは先行詞ではなく、空欄の後ろの節です。名詞(主語・目的語・前置詞の目的語)が欠けていれば関係代名詞 which、欠けていなければ関係副詞 where です。
- the city where I live(live は自動詞で文が完成 → where)
- the city which I visited(visit の目的語が欠けている → which)
- the hotel which we stayed at(at の目的語が欠けている → which)
- the hotel at which we stayed = the hotel where we stayed
迷ったら、空欄の後ろだけで文として完成しているかを確かめましょう。I visited. のように目的語がなくて不自然なら which です。
非制限用法(コンマ + where / when)
関係副詞のうち、コンマの後に置いて補足説明をする非制限用法で使えるのは where と when だけです。why と how には非制限用法がありません。「そしてそこで」「そしてそのとき」と前から順に訳すとわかりやすくなります。
- I went to Kyoto, where I met an old friend.(京都に行き、そこで旧友に会った)
- I was about to leave, when the phone rang.(出かけようとしたら、そのとき電話が鳴った)
- 非制限用法で that は使えない(× , that I met)
なぜ日本人は関係副詞でつまずくのか
日本語の「私が住んでいる町」「私が訪れた町」は、どちらも「〜町」の前に説明を置くだけで、関係詞にあたる語がありません。そのため英語でも「町=場所だから where」と意味で決めてしまい、× the city where I visited を書いてしまいます。
英語では、関係詞の後ろの節の形(名詞が欠けているかどうか)で which と where が決まります。日本語の訳ではなく、動詞が自動詞か他動詞か、前置詞が残っているかを確認する習慣をつけましょう。関係代名詞の基本は関係代名詞の練習問題でも確認できます。
もっと練習する
よくある質問
関係副詞と関係代名詞の違いは何ですか?
関係代名詞(which / who / that)は後ろの節で主語や目的語の代わりをするので、後ろの節は名詞が欠けた不完全な文になります。関係副詞(where / when / why / how)は「前置詞 + which」の代わりなので、後ろの節は完全な文です。
the way how はなぜ間違いですか?
現代英語では the way と how を並べて使わない決まりがあるためです。the way I learned English、the way that I learned English、how I learned English のどれかを使います。意味はどれも「私が英語を学んだ方法」です。
関係副詞は省略できますか?
制限用法の when・why は省略されることが多く(the day we met / the reason I was late)、where も the place のような一般的な先行詞の後ろなら省略されることがあります。how は必ず the way か how のどちらか一方だけを使います。
自分の英文の関係詞をその場で確認
where と which の取り違えや the way how のミスは、自分では気づきにくいものです。PromGeeの無料英文法チェッカーに文章を貼り付けると、文法と綴りの間違いを解説してくれます。
無料で英文をチェックする