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英文法ガイド

英語の形容詞とは?限定用法・叙述用法・語順を30問の練習問題で確認(即時採点つき)

英語の形容詞(adjective)は名詞の性質や状態を説明する語で、名詞の前に置く限定用法(a kind girl)と、be 動詞などの後ろに置く叙述用法(She is kind.)があります。日本語の「親切だ」「高い」と違い、英語の形容詞はそれだけでは述語になれず、be 動詞が必要です。

著者: Raheel Ashraf読了の目安:約17分

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英語の形容詞(adjective)は名詞の性質や状態を説明する語で、名詞の前に置く限定用法(a kind girl)と、be 動詞などの後ろに置く叙述用法(She is kind.)があります。日本語の「彼女は親切だ」「この本は高い」は形容詞だけで文が終わりますが、英語の形容詞はそれだけでは述語になれず、She is kind. のように be 動詞が必要です。

ほかにも、形容詞を2つ以上並べるときの語順(a beautiful old wooden table)、名詞の前に置けない afraid / asleep / alive、気持ちを表す bored と boring の区別、something cold のように後ろから修飾する形など、日本語にはないルールがあります。下の30問は中学レベルから入試・TOEICレベルまで3段階で、全問に日本語の解説がつきます。

英語の形容詞 クイズ 30問

基礎(中学レベル)

1.「彼女は親切です」の正しい英語はどれ?
2.This is a ___ car.
3.Look at the ___ baby.(眠っている赤ちゃん)
4.The lecture was ___, so many students left early.
5.I was so ___ that I almost fell asleep during the meeting.
6.I want to drink ___.(何か冷たいもの)
7.There isn't ___ milk in the fridge.
8.She has ___ friends in Tokyo, so she isn't lonely.
9.My brother is ___ of dogs.
10.The view from the hotel was ___.

標準(高校レベル)

11.She bought a ___ table.
12.He has a ___ face.
13.The fish is still ___.(まだ生きている)
14.Everyone was ___ at the news.
15.The results were very ___ to us.
16.Is there ___ on TV tonight?
17.Very ___ people came to the party, so it was quiet.
18.We have ___ time left, so hurry up.
19.She is a very ___ person. Everyone likes her.
20.My daughter is a ___ girl.(5歳の女の子)

応用(入試・TOEICレベル)

21.He carried a ___ bag.
22.Please keep the room ___.
23.This soup tastes ___.
24.Nothing ___ happened yesterday.
25.It was such an ___ experience.
26.The company offers a ___ range of products.
27.All the students ___ agreed with the plan.(出席していた学生全員)
28.I have ___ money, but it's enough for lunch.
29.The instructions were ___ to follow.
30.形容詞の語順として正しいのはどれ?
解答と解説クイズ後に開いて確認できます。
  1. 1. She is kind.英語の形容詞はそれだけでは述語になれないので、be 動詞 is が必要です。日本語の「親切だ」「親切です」は形容詞だけで文が完結するため、is を落とすミスが起こりやすくなります。kindly は副詞です。
  2. 2. big red形容詞を並べるときは「大きさ → 色」の順なので big red car。日本語の「赤い大きな車」はどちらの順番でも言えますが、英語では語順がほぼ決まっています。
  3. 3. sleepingasleep は叙述用法専用の形容詞で、名詞の前には置けません(The baby is asleep. は正しい)。名詞の前で「眠っている」と言うには sleeping を使い、the sleeping baby とします。
  4. 4. boring講義そのものが人を退屈させる性質を持っているので -ing 形の boring。「退屈な講義」です。-ing は「(人を)〜させる側」、-ed は「(人が)〜させられた側」と覚えてください。
  5. 5. bored会議中に眠くなったのは「私が退屈させられた」からなので -ed 形の bored。I was boring は「私は退屈な人間だった」という意味になってしまいます。人の気持ちには -ed が基本です。
  6. 6. something coldsomething / anything / nothing / someone などを修飾する形容詞は後ろに置きます。something cold で「何か冷たいもの」。日本語の「冷たい何か」の語順につられて cold something としないように。
  7. 7. muchmilk は数えられない名詞なので much。many と few は数えられる名詞の複数形(many eggs / few eggs)に使います。日本語の「たくさんの」には数と量の区別がないので注意が必要です。
  8. 8. a fewfriends は数えられる名詞の複数形なので a few(少しある)。「寂しくない」という文脈なので肯定的な a few が合います。a little と much は数えられない名詞に使います。
  9. 9. afraidbe afraid of 〜 で「〜が怖い」。afraid は叙述用法専用の形容詞で、an afraid boy とは言いません。scary は「(物事が)怖い・恐ろしい」で人を怖がらせる側に使い、fear は名詞・動詞です。
  10. 10. beautifulbe 動詞 was の後ろで主語 the view の状態を表すので形容詞の beautiful(叙述用法)。beautifully は副詞なので be 動詞の後ろの補語にはなれません。
  11. 11. beautiful old wooden語順は「意見(beautiful)→ 新旧(old)→ 材料(wooden)」なので beautiful old wooden table。主観的な評価ほど前、名詞の性質に近い客観的な情報ほど名詞の近くに置きます。
  12. 12. small round語順は「大きさ(small)→ 形(round)」なので small round face。opinion → size → age → shape → color → origin → material の順番を覚えておくと迷いません。
  13. 13. alivebe 動詞の後ろで「生きている」は alive。alive は叙述用法専用です。逆に名詞の前に置くときは live(a live fish、発音は「ライブ」)や living を使います。life は名詞です。
  14. 14. surprised人(everyone)がニュースに「驚かされた」ので -ed 形の surprised。be surprised at 〜 で「〜に驚く」です。ニュースそのものを説明するなら The news was surprising. になります。
  15. 15. disappointing主語は the results(結果)で、私たちをがっかりさせる側なので -ing 形の disappointing。人が主語なら We were disappointed with the results. と -ed 形になります。
  16. 16. anything interestinganything を修飾する形容詞は後ろに置くので anything interesting。疑問文なので something ではなく anything を使います。anything は常に単数扱いで、anythings という形はありません。
  17. 17. fewpeople は数えられる名詞なので few。very few で「ごく少ない(ほとんどいない)」という否定的な意味になり、「静かだった」とつながります。very a few という形はなく、little は数えられない名詞用です。
  18. 18. littletime は数えられない名詞で、「急いで」とあるので「ほとんどない」という否定的な little。a のない little / few は「ほとんどない」、a little / a few は「少しある」と意味が反対になります。
  19. 19. friendlyfriendly は -ly で終わりますが副詞ではなく形容詞(親しみやすい)です。a friendly person で「感じのいい人」。lovely、lonely、costly も -ly で終わる形容詞です。
  20. 20. five-year-old数字+名詞をハイフンでつないで名詞の前に置くと形容詞になり、名詞は単数形のまま:a five-year-old girl。be 動詞の後ろなら She is five years old. と複数形・ハイフンなしになります。
  21. 21. black Italian leather語順は「色(black)→ 産地(Italian)→ 材料(leather)」なので black Italian leather bag。材料を表す語は名詞のすぐ前に置かれ、名詞と一体のように働きます。
  22. 22. cleankeep+目的語+形容詞で「〜を…の状態に保つ」。the room = clean の関係なので形容詞の clean が入ります(第5文型の補語)。leave the door open、make me happy も同じ形です。
  23. 23. goodtaste(〜な味がする)は後ろに形容詞をとる動詞なので good。look / sound / smell / feel も同じです。日本語の「おいしく感じる」の「く」につられて副詞の well を選ばないようにしましょう。
  24. 24. specialnothing を修飾する形容詞は後ろに置くので Nothing special。「特に何も起こらなかった」です。specially は副詞、speciality は名詞なので、nothing を修飾できません。
  25. 25. amazingexperience(経験)が人を驚かせる側なので -ing 形の amazing。such an amazing experience で「本当にすばらしい経験」。母音で始まる amazing の前なので冠詞が an になっている点もヒントです。
  26. 26. wide冠詞 a と名詞 range の間なので形容詞の wide。a wide range of 〜 で「幅広い〜」というTOEIC頻出の表現です。「冠詞と名詞の間の空欄 → 形容詞」と判断できます。
  27. 27. present名詞の後ろに置いた present は「出席している・その場にいる」という意味の形容詞です。the students present で「出席していた学生」。名詞の前の the present situation(現在の状況)とは意味が変わります。
  28. 28. a littlemoney は数えられない名詞で、「昼食には足りる」と肯定的なので a little(少しある)。little だけだと「ほとんどない」という否定的な意味になり、but 以下とかみ合いません。a few は数えられる名詞用です。
  29. 29. easybe 動詞 were の後ろで主語 the instructions の性質を表すので形容詞の easy。「形容詞+to 不定詞」で「〜するのが…だ」:easy to follow(わかりやすい)、hard to understand(理解しにくい)。
  30. 30. a lovely little white cat「意見(lovely)→ 大きさ(little)→ 色(white)」の順なので a lovely little white cat。話し手の評価を表す形容詞がいちばん前に来るのが英語の基本です。

限定用法と叙述用法:形容詞を置く2つの場所

英語の形容詞には2つの使い方があります。名詞の前に置いて直接説明する限定用法と、be 動詞や look / become などの後ろに置いて主語(または目的語)の状態を表す叙述用法です。ほとんどの形容詞はどちらでも使えます。

  • 限定用法(名詞の前):a kind girl / an old house / a difficult question
  • 叙述用法(be 動詞などの後ろ):She is kind. / The house looks old. / The question became difficult.
  • 目的語の状態(第5文型):Keep the room clean. / The news made me happy.
  • -thing / -one / -body は後ろから修飾:something cold / anyone famous / nothing special

日本語の「親切だ」「古い」は形容詞だけで述語になりますが、英語では She is kind. のように必ず be 動詞(または look / seem などの動詞)が必要です。

形容詞を2つ以上並べるときの語順

英語では複数の形容詞を並べる順番がほぼ決まっています。主観的な評価がいちばん前、名詞の性質そのものに近い客観的な情報(材料など)ほど名詞の近くに来ます。実際の英文では3つ以上並べることは少ないですが、2つの並べ方は試験でもよく問われます。

  • ① opinion(意見・評価):beautiful, nice, lovely
  • ② size(大きさ):big, small, little
  • ③ age(新旧・年齢):old, new, young
  • ④ shape(形):round, square
  • ⑤ color(色):red, black, white
  • ⑥ origin(産地・国籍):Japanese, Italian
  • ⑦ material(材料):wooden, leather, cotton
  • 例:a beautiful old wooden table / a small round face / a black Italian leather bag

語順は「意見 → 大きさ → 新旧 → 形 → 色 → 産地 → 材料」。最初の2つ(意見・大きさ)と最後(材料)だけ覚えておけば、ほとんどの問題に対応できます。

叙述用法のみの形容詞と、-ed / -ing の形容詞

a- で始まる afraid / asleep / alive / alone / awake などは叙述用法専用で、名詞の前には置けません。名詞の前で同じ意味を言いたいときは別の語を使います。

また、気持ちを表す形容詞には -ed 形と -ing 形があります。-ing は「人をその気持ちにさせる側(物事)」、-ed は「その気持ちにさせられた側(人)」です。日本語ではどちらも「退屈な」「驚いた」と訳せるため、取り違えが非常に多いポイントです。

  • The baby is asleep. → the sleeping baby(× the asleep baby)
  • The fish is alive. → a live fish / a living fish(× an alive fish)
  • He is afraid of dogs. → a frightened boy(× an afraid boy)
  • The movie was boring. / I was bored.
  • The news was surprising. / We were surprised.
  • The game is exciting. / The children are excited.

-ed / -ing の区別は interesting と interested の解説記事でも詳しく練習できます。

数量の形容詞:many / much / few / little

数や量を表す形容詞は、名詞が数えられるかどうかで使い分けます。さらに few / little は a の有無で意味が反対になります。

  • 数えられる名詞:many books / a few books(少しある)/ few books(ほとんどない)
  • 数えられない名詞:much water / a little water(少しある)/ little water(ほとんどない)
  • 肯定文では many / much より a lot of が自然なことが多い:I have a lot of homework.

日本人がよくする形容詞のミス

日本語の形容詞(「高い」「親切な」)は、述語として使うと be 動詞なしで文が終わります。また「〜な」「〜い」の区別は英語には関係がなく、形容詞の語順や -ed / -ing の区別も日本語にはありません。これらの違いがそのままミスになって表れます。

  • × This bag expensive. → ○ This bag is expensive.
  • × I'm boring.(退屈している、のつもり)→ ○ I'm bored.
  • × a red big car → ○ a big red car
  • × I want cold something. → ○ I want something cold.
  • × an asleep cat → ○ a sleeping cat
  • × a five-years-old boy → ○ a five-year-old boy

書いた英文をPromGeeの無料英文法チェッカーに貼り付けると、be 動詞の抜けや語順などの文法ミスを確認できます。

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よくある質問

英語の形容詞の限定用法と叙述用法の違いは何ですか?

限定用法は名詞の前に置いて直接説明する使い方(a kind girl)、叙述用法は be 動詞や look などの後ろに置いて主語の状態を表す使い方(She is kind.)です。afraid / asleep / alive のように叙述用法でしか使えない形容詞もあります。

bored と boring はどう使い分けますか?

boring は「(物事が)人を退屈させる」、bored は「(人が)退屈している」です。The movie was boring.(映画が退屈だった)、I was bored.(私は退屈した)のように、主語が気持ちを生む側なら -ing、気持ちを感じる側なら -ed を使います。

形容詞を2つ以上並べるときの順番は?

意見 → 大きさ → 新旧 → 形 → 色 → 産地 → 材料の順が基本です。たとえば a beautiful old wooden table、a big red car となります。主観的な評価ほど前、材料のような客観的な性質ほど名詞の近くに置きます。

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参考資料・出典

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