過去分詞は動詞の -ed 形(不規則動詞は written・broken など)で「〜された(受動)」「〜してしまった(完了)」を表し、現在分詞は -ing 形で「〜している(能動・進行)」を表します。どちらも形容詞のように名詞を修飾し、過去分詞は have + 過去分詞(完了形)と be + 過去分詞(受動態)の材料にもなります。
見分け方の軸は「修飾される名詞が自分でその動作をしているか、されているか」です。a sleeping baby(赤ちゃんが眠っている=能動)、a broken window(窓が割られた=受動)。分詞1語なら名詞の前(a sleeping baby)、語句が続くなら名詞の後ろ(a book written in English)に置きます。下の30問は中学レベルから入試・TOEICレベルまで3段階で、すべて即時採点・日本語解説つきです。
過去分詞・現在分詞 クイズ 30問
基礎(中学レベル)
標準(高校レベル)
応用(入試・TOEICレベル)
解答と解説クイズ後に開いて確認できます。
- 1. sleeping赤ちゃんが自分で「眠っている」ので能動・進行の現在分詞 sleeping。分詞1語だけで名詞を修飾するときは、日本語と同じく名詞の前に置きます(a sleeping baby=眠っている赤ちゃん)。
- 2. written本は「書かれた」もの(受動)なので過去分詞 written。in English という語句が続くので名詞の後ろに置きます。日本語の「英語で書かれた本」は前から修飾しますが、英語は a book + written in English の順です。
- 3. seenhave の後ろは必ず過去分詞で、現在完了形(経験)になります。see の変化は see – saw – seen。saw は過去形なので have saw は誤りです。不規則動詞は過去形と過去分詞を別々に覚えましょう。
- 4. brokenbe 動詞 + 過去分詞 + by 〜 で受動態「〜によって…された」。break – broke – broken なので was broken。was broke は口語で「一文無しだった」という別の意味になってしまいます。
- 5. reading文の動詞は is my brother の is なので、空欄には動詞ではなく修飾語が必要です。少年が「読んでいる」能動の意味で現在分詞 reading。under the tree が続くので The boy の後ろに置く後置修飾です。
- 6. gonego – went – gone。went は過去形、going は現在分詞です。have gone(行ってしまった)のように、完了形では必ず gone を使います。中学で習う不規則動詞の中でも間違いが多い動詞です。
- 7. surprisedsurprise は「驚かせる」という意味の動詞。人は知らせに「驚かされた」側なので過去分詞 surprised。日本語の「驚いた」は自分の動作に聞こえますが、英語では感情を引き起こされた人には -ed を使います。
- 8. exciting試合は人を「わくわくさせる」側なので現在分詞 exciting。The game was excited. だと「試合がわくわくしていた」という意味になります。感情を引き起こすもの → -ing、感情を抱く人 → -ed と覚えましょう。
- 9. a broken cupコップは「割られた」もの(受動・完了)なので過去分詞 broken。a breaking cup は「今まさに割れつつあるコップ」になり不自然です。broke は過去形なので名詞の修飾には使えません。
- 10. talking女の子が自分で「話している」ので現在分詞 talking。with Ken が続くので the girl の後ろに置きます。talked だと「話された女の子」という受動の意味になってしまい、意味が通りません。
- 11. made車は「作られた」もの(受動)なので過去分詞 made。a car made in Germany=ドイツで作られた車。日本語の「ドイツ製の」は名詞の前ですが、英語では語句が続くので名詞の後ろに置きます。
- 12. interesting物語が人に興味を「持たせる」側なので interesting。I was interested in the story.(私は興味を持った)との区別が頻出です。主語が人か、感情の原因となる物かを最初に確認しましょう。
- 13. tiredtire は「疲れさせる」。私は会議によって疲れさせられた側なので過去分詞 tired。会議の方を主語にするなら The meeting was tiring.(疲れる会議だった)と -ing になります。
- 14. fallenfall は自動詞なので、過去分詞 fallen は受動ではなく「落ちてしまった」という完了の意味です。falling leaves は「今ひらひら落ちている葉」。自動詞の過去分詞=完了という用法は入試でよく問われます。
- 15. boiling water今まさに沸騰している最中なので進行を表す現在分詞 boiling。boiled water は「一度沸かした水(湯冷ましを含む)」で、沸騰中とは限りません。進行中か、終わった結果かで -ing と過去分詞を選びます。
- 16. waiting人々が自分でバスを「待っている」ので現在分詞 waiting。There were many people(たくさんの人がいた)+ waiting for the bus(バスを待っている)が後ろから people を説明しています。
- 17. spoken言語は「話される」もの(受動)なので過去分詞 spoken。speak – spoke – spoken。文の動詞は is なので、空欄は The language を後ろから説明する修飾語です。
- 18. cuthave + 物 + 過去分詞で「物を〜してもらう・される」。髪は「切られる」側なので過去分詞 cut(cut – cut – cut)。日本語の「髪を切った」をそのまま I cut my hair. とすると自分で切ったように聞こえます。
- 19. taughthas の後ろは過去分詞。teach は不規則動詞で teach – taught – taught。teached という形は存在しません。has teaching も誤りで、進行の意味を出すなら has been teaching になります。
- 20. boring / bored映画は人を退屈させる側なので boring、観客は退屈させられた側なので bored。1文の中で「原因 → -ing」「感じる人 → -ed」を使い分ける典型問題です。
- 21. called知覚動詞 hear + 目的語 + 過去分詞で「〜が…されるのを聞く」。名前は「呼ばれる」側なので called。目的語が人なら I heard him call / calling me. のように原形や -ing になります。
- 22. closedkeep + 目的語 + 過去分詞で「〜が…された状態を保つ」。ドアは「閉められた」状態なので closed。keep the door closing は「閉まり続けている」という不自然な意味になります。
- 23. surrounded主語の彼は生徒たちに「囲まれた」側なので過去分詞 surrounded。sit や stand の後ろに分詞を置くと「〜された状態で座る・立つ」という補語になります。by his students が受動のヒントです。
- 24. received応募書類は「受け取られる」側なので過去分詞 received が Applications を後ろから修飾します。文の動詞は will not be accepted。TOEIC Part 5 で非常によく出る「後置修飾の分詞」の形です。
- 25. attached書類はメールに「添付された」ものなので attached。ビジネスメールの定番表現で、the attached file / Please see the attached. も同じ形です。attaching にすると書類が何かを添付していることになります。
- 26. surprising主語は The results(結果)で、人を驚かせる側なので surprising。to everyone は「みんなにとって」。人が主語なら Everyone was surprised at the results. と -ed になります。
- 27. waitingkeep + 人 + -ing で「人を〜させ続ける」。相手が自分で「待っている」能動の状態なので waiting。「お待たせしてすみません」の決まり文句 Sorry to keep you waiting. と同じ形です。
- 28. wearing男性が自分で帽子を「かぶっている」ので現在分詞 wearing。wear は状態動詞的に使われますが、名詞を修飾するときは wearing が自然です。worn は「着古された」など物が主語の場合に使います。
- 29. a man named Ken男性は Ken と「名づけられた」側なので過去分詞 named を使い、Ken という語句が続くので名詞の後ろに置きます。a man naming Ken は「ケンに名前をつけている男性」になってしまいます。
- 30. produced製品は「生産される」側なので過去分詞 produced が the products を修飾します。文の動詞はすでに are exported があるため、are produced を入れると動詞が2つになり誤りです。
現在分詞と過去分詞の作り方と基本の意味
現在分詞は動詞の原形に -ing をつけた形です(play → playing, run → running, make → making)。過去分詞は規則動詞なら過去形と同じ -ed 形(play → played)ですが、不規則動詞は過去形と違う形になることが多いので、原形・過去形・過去分詞の3つをセットで覚える必要があります。
意味の違いは「能動か受動か」「進行か完了か」です。現在分詞は修飾する名詞が自分で動作をしている(能動)、またはその動作の途中(進行)。過去分詞は名詞が動作を受けている(受動)、または自動詞なら動作が終わった(完了)ことを表します。
- 現在分詞(-ing)=能動・進行:a crying child(泣いている子ども)
- 過去分詞(他動詞)=受動:a stolen bike(盗まれた自転車)
- 過去分詞(自動詞)=完了:fallen leaves(落ちてしまった葉)
- よく出る不規則動詞:write – wrote – written / speak – spoke – spoken / break – broke – broken / take – took – taken / see – saw – seen / go – went – gone
分詞の4つの使い方
- 名詞を前から修飾(分詞1語):a sleeping baby / a broken window
- 名詞を後ろから修飾(語句が続く):a book written in English / the girl talking with Ken
- 完了形・受動態の材料:have + 過去分詞(I have finished)、be + 過去分詞(It was made in Japan)
- 補語として:keep the door closed / I heard my name called / He sat surrounded by students
前に置くか後ろに置くかは「分詞が1語かどうか」で決まります。日本語の「英語で書かれた本」の感覚で × a written in English book と書かないよう注意してください。
感情の分詞:excited と exciting の違い
surprise、excite、interest、bore、tire などの感情を表す動詞は、英語ではすべて「〜させる」という意味です。そのため感情を引き起こす物・人には -ing、感情を抱く人には -ed を使います。日本語の「驚いた」「わくわくした」は自分の気持ちを主語にするので、英語でも能動の -ing を選んでしまいがちです。
- The game was exciting.(試合はわくわくさせるものだった)/ I was excited.(私はわくわくした)
- The news was surprising. / I was surprised at the news.
- The lecture was boring. / The students were bored.
詳しい使い分けは interesting と interested の解説記事でも練習できます。
なぜ日本人は分詞でつまずくのか
日本語の名詞修飾は「眠っている赤ちゃん」「英語で書かれた本」のように、どんなに長くても名詞の前に置きます。英語は修飾語が1語なら前、2語以上なら後ろという切り替えがあるため、長い修飾語を前に置いてしまうミスが起きやすくなります。
また日本語の「割れたコップ」「落ちた葉」の「〜た」は受動か完了かを区別しません。英語では「名詞が動作をする側か、される側か」を毎回判断して -ing と過去分詞を選ぶ必要があります。迷ったら「その名詞が主語の文」を作ってみてください。The baby is sleeping. なら sleeping、The window was broken. なら broken です。
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よくある質問
過去分詞と過去形の違いは何ですか?
過去形は「〜した」という文の動詞として単独で使う形、過去分詞は have(完了形)や be(受動態)と組み合わせたり、名詞を修飾したりする形です。規則動詞では同じ -ed 形ですが、不規則動詞では went / gone、wrote / written のように違う形になります。
現在分詞と動名詞はどう見分けますか?
どちらも -ing 形ですが、現在分詞は「〜している」という形容詞・進行形の働き、動名詞は「〜すること」という名詞の働きです。a sleeping baby(眠っている赤ちゃん)は現在分詞、a sleeping bag(寝るための袋=寝袋)は動名詞です。
分詞を名詞の前に置くか後ろに置くかはどう決めますか?
分詞が1語だけなら名詞の前(a broken window)、目的語や前置詞句などの語句が続くなら名詞の後ろ(a window broken by the wind)に置くのが基本です。日本語のように長い修飾語を名詞の前に置くことはできません。
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-ing と過去分詞の取り違えや、修飾語の位置のミスは自分では気づきにくいもの。PromGeeの無料英文法チェッカーに文章を貼り付けると、文法と綴りの間違いを解説してくれます。
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